第4 何故日本は防衛の為に朝鮮や満州が必要だったか

朝鮮が開国する前、日本があまりしつこく開国を求め、また朝鮮にわざと発砲させるために勝手に領海を計ったりした。後にその事変も落ち着き条約(朝鮮を独立国と認め)を結び公使館を置くことになった。
朝鮮では日本で言う維新の様なことが起こり朝鮮国内の世論も沸騰した。
日本は朝鮮が開国したことにより沸騰した世論・正当と共に行動したが後に朝鮮国内で内乱(壬午)が起き清と日本は協定により軍を出し鎮めに入った。日本側は今の政治だとまた同じ様な事が起こり得る為、清に対し一緒に朝鮮政府の改革を申し出すが清は認めず互いに軍を引き揚げずに日清戦争が起こる。

そして、清に勝った日本は改めて朝鮮の独立を認めさせ清から台湾・遼東半島を借り植民地にした。然し、1週間後にロシア・フランス・ドイツが日本に対して圧力をかけてきてた。日本には未だ三国を相手に(特にロシア。残りの2つの国は領土が遠いので)戦う力がなかったので、渋々ながら遼東半島を返した。ロシアは清に対しその事を恩に着させ遼東半島を借り鉄道を作るなどして確実にロシアのアジアの進出が目に見えてきた。 ロシアはそれまで冬にアジアに向かうときはバルト海から船を出していたためどうしてもアジアに冬でも凍らない港が欲しかったのだ。朝鮮政府は日本のその姿を見てアジア人はやはり白人に敵わない(事大主義・じだいしゅぎ。大きい方に付く事)のだと思い自ら進んでロシアに近付いて行った。(一時はロシア公使館の中に政府を置いていた)